あの人のママに会うために
次はついにあの町へ行きます
つづく
から早1週間が経ちました。
ためすぎて、ネットでは"あの町=宇宙説"やら僕が一部の過激な読者に誘拐されたなど噂が囁かれていますが
ここ最近先進国、それも観光地ばかりを旅していた為、過酷なバックパッカーの旅ではなく普通に旅行になってて楽しかったり、楽しすぎてまた熱が出たりしてブログを更新できませんでした。僕の身体はちょっとでもしんどいと、もう熱を出せば許してもらえると思っているところがあるので、そこんところ勘違いしないように指導しときます。
改めまして"あの町"こと
なんだかとてもアクの強そうな名前のこの町
名前に似合わずジブリ映画"魔女の宅急便"の舞台となった可愛らしい町です。
町を歩けば、あの曲が聞こえて来ます。
あーのひとーのーママにあうためにー♪
作詞作曲/松任谷由実
歌/ぼく
すいません。
トンボ君はキキちゃんチャリンコに乗っけて下ったのはこの坂なのかな?ってところから見たオレンジ色の屋根と青いアドリアの海
ここで僕から皆様に言いたいことはただ1つ
私はこの街に来たくて世界一周の旅に出(略
町を一望できる丘の上から、せっかくだから箒でも持って記念撮影でもしようかと思っていたのですが
いざ丘の上に行っていると、キキちゃんとトンボ君のガチコスプレした観光客らしき日本人カップルがいたので
箒でも持っていってたものなら確実に奪われてました。それくらい彼らのコスプレは完璧でした。
なんなら僕も"僕が待つよりあなた方が持つ方がこの箒も幸せでしょう"と昔強かったけど老いのせいで今は戦えないから世界の命運はそなたに任せた!みたいなRPGゲームによくいるキャラのセリフ吐いてたでしょう。
カップルもろともクロアチアをあとにした僕は2週間後に控えたポーランドからのフライトに向けヨーロッパを北上することに。
クロアチアの北には、モーツァルトの故郷、音楽の国オーストリアの首都ウィーン
クロアチアからバスで行けることに。ヨーロッパは陸路でどこでも自由に行き来できるので旅がしやすい。インドの街から街への移動よりヨーロッパの国から国への移動の方が楽に違いない。
邦ロック好きの今時な若者の僕ですが、モーツァルトやベートーベンの名前くらいは聞いたことはあります。
でも僕の中の"音楽"はいつだってアジカンやエルレガーデンなんです。
そういって2泊だけして、オペラもオーケストラも見ずに音楽の都ウィーンを去りました。相変わらず教養のない奴です。しかし、僕には行かねばならぬ所がありました。
ウィーンから西に数百キロ。ヨーロッパ1番美しいと称される湖ハルシュタットです。
琵琶湖疏水からなる鴨川にある京都で生まれ、その流れに遡るように琵琶湖のある滋賀へ移り育った僕にとって
ハルシュタット湖の野郎とウチのアニキ琵琶湖先輩のどちらが世界最強の湖か、この目で確かめる必要がありました。
そして闘いは、幕を開けた...!!!
ハルシュタット先輩、もう二度とタメ口ききません。すいませんでした。琵琶湖、てめぇは二度と俺に命令すんじゃねぇ。
オーストリアの物価が高いので今晩夜行バスで物価安いと他の旅人から聞いたチェコ避難します。
それでは。