南米バックパッカーの暗黙の了解
雨のペルーのクスコを去り、ボリビアの首都ラパスに夜行バスで移動中です
僕を含め、この時期の南米の旅人達の八割くらいは
月明りのない新月の夜を目指し
ボリビアの絶景ウユニ塩湖の星空を見に行くみたいで
「うわ〜!目的地一緒ですね!ウユニ塩湖で会えたら嬉しいですね^_^」
これ、僕が日本にいない間に流行語大賞にノミネートされたのか?
ってくらい、このフレーズが宿中で飛び交ってるのですが
お前ら浮かれてるんじゃねぇ!!!!!
「ええ!?そりゃ別の場所で偶然にも再会できたら嬉しいでしょ!?」
とか言ってるお前らも揃いも揃って浮かれてんじゃねぇですよ!!!
ウユニ塩湖は本当に世界一の絶景か?
果たしてウユニ塩湖は旅の仲間との再会の場か?
否
中東アラブ諸国を旅した僕が言うのだから間違いないと思って頂いて間違いないでしょう
この時期のウユニ塩湖は紛争危険区域と言っても過言でない
想像してみてほしいのですが
安宿の争奪戦
撮影スポットの争奪戦
移動手段の争奪戦
ウユニの旅人は少なくとも上記3種の争奪戦に巻き込まれることが予想されます
その予想を元に
数々のヒット記事を生み出して来た僕の頭の中のスーパーコンピュータが
ウユニ塩湖についてのブログ記事のタイトル案を瞬時に弾き出しました
【悲報】ベストシーズンのウユニ塩湖、鏡張りどころか紅く染まる
とはいえ、僕も今までどこかでお会いした誰かに再会できるのではないかなと期待してたりします
そんな楽しみを前に
本当に浮かれることは悪なのか?
否
むしろ浮かれろ!
塩分濃度高いと浮力が生まれる塩湖だけにな!!!!!!!
世界一周ブログ日本ランキング参加中。君が下記リンクをクリックし「勇者よ、そなたのブログで世界を変えろ」と望むのならばRPGは終わらない
それでは
ブログ9ヶ月目の推定収益
いつもブログ小一時間ほどかけて書いてるんですけども
このブログ、たとえば広告貼って収益なんてつけようものなら推定月2000円くらいの収益なんですよね
月に大体10件くらいの記事を書くので10時間労働で2000円、時給にして時給200円
年収にして24000円
あ、ちなみにこれ僕の意見じゃないですからね。今日ペルーにある教会行ったんですけど、その時に聞こえた神の声を書き写しただけですからね。
何はともあれ、この現状を打破すべく、前回心優しい読者の皆様にどうすればこのブログが伸びるかと意見を募ったんですよね
まぁ結論から言うとビタ一文、コメント来なかったんですけどね
この時、僕は2つ確信したことがあります
1つ目は、コメントが来ない、つまり読者はこのブログ読んで「この男、執筆というものをわかっている!」とむしろ賞賛していると
2つ目は、このままのスタイルで日本中の人々にブログで勇気と、そして少しでも笑顔になれる時間を与えるという想像に興奮して眠れぬ日々を過ごして問題ないということを
かくして、満を持して中米を後にし、南米の地ペルーへと降り立った
そして、着いた瞬間ペルーの空港にて両膝から崩れ落ちた
標高3000メートルのペルーを旅する旅人特有の高山病にかかったのではないかと、空港職員達の注目を浴びる中、僕の目線は自分のバックパックへ向けられていた
バックパック内で醤油が爆発していた
私のこれまで日本のブログ業界及び出版業界に貢献してきた功績を考えれば
こんなシンプルでインパクトがあってブログに書きやすいアクシデントが起きてくれたのはもはや臨時収入
ん?収入?
僕のバックパック醤油でベトベトなのに収入?
ブログとは奥深い
あ、早速マチュピチュ行ってきました
醤油はいいからマチュピチュを書けよと
にはんブログ村ランキング参加中
君が下記リンクをクリックし
勇者に期待し続ける限り
RPGは終わらない
それでは
RPGの主人公は実は村人Bだった
このブログを設立して8ヶ月が経ちました。
元はと言えば、当ブログRPGの主人公になってみた結果は
旅でなくても、"別の何か"に対して
少し勇気が足りない、あと一歩踏み出せない人に向けて
海の向こうの世界はこんな感じなんだと、事実を誠意と熱意とユーモアを交えて伝われれば
純粋に好奇心、枠から飛び出す原動力、勇気を持って行動すれば、自分を取り巻く世界は変わる
とかいった「何かにチャレンジしたい人が持つべき気持ち」が少しは湧くのではないか
そうゆう人が行動し始めたならば、この陰気臭い世の中、少しは明るくなるのではないかと
そして世の中明るくなれば、何を隠そう僕が楽しいじゃないかと
という想いで立ち上げたブログです
そのためにまず最初にやるべき作業は
僕という男の価値を下げれるとこまで徹底的に下げることでした
才能と良識に溢れたRPGの主人公の器である勇者からの上から目線の言葉より
特筆すべき取り柄もない平凡で小心者の村人Bから言葉の方が
より多くの人が抵抗なく聞けるし、何より「村人Bができるなら俺にもチャンスがある」と思ってほしかったからです
というわけで、自分で自分の価値を下げるべく
いかに自分が平凡な男かと
RPGの主人公を名乗っておきながら、いかに自分がビビリでヘタレな村人Bかと
なんならいかに自分が煩悩の塊であり愚の骨頂の人間偏差値が低い男か
という大前提を、じゃあ、まぁ晒してみっか(照)と決定したので
当ブログで、まともな成人にあらざる愚策、奇行、迷言、下ネタを中心に構成した世界一周ブログを8ヶ月にわたって発信し続けたんですよね。
そして現在
まぁ簡単に言うと
「こんな奇人の話は聞くべきではない」と底辺ブログの汚名をほしいままにしてるんですよね。生々しい話すると閲覧数たいして伸びてないんですよね。
まぁ僕のブログを見て
ワロタww
および
クッソワロタww
と、誰かの日常に少しでも笑顔になれる時間を増やせてればええのではないかと思っていたのと
自分は面白いもの作れればいいんすよ
閲覧数とか売上とかは自分どうでもいいんす
的な意見の方が、クリエイターやライターが待つべきスタンスだと思っていたのですが
やはり多くの人の目に止まらなければ意味がないなと、人の役に立たないなと
そして、僕は考えました
考えた結果
僕一人で考えたら、またロクでもない愚策しか思いつかないことがわかったので
読んでくれた人の意見を取り入れようと
どうすればこのブログが伸びるのか、もしくは僕にこうゆうことを書いて欲しいと皆さんのコメントお待ちしています
皆さん、勇者がお姫様を助けるために魔王を倒しに行くロールプレイングゲームなんて飽きたっしょ
安心して下さい。当ブログは村人Bを一人前の勇者に育てる育成ゲームです。
RPGは終わらない。
それでは。
バックパッカーの才能とは?
我ながら、よくこんな生活してるなと思うくらい僕、バックパッカーに向いてないんですよね
ではバックパッカーの才能とは何か?
主にこの2点ではないか?
①精神力
僕、何にも屈しない強靭なメンタルどころか
今日、宿の玄関前に野良犬が5匹くらいいて
20分くらい待ちましたからね。犬を。
人にさえ待たされること好きではないのに
"犬"に待たされましたからね。
そしてさっき夜食を買いに行こうと玄関を開けると、また野良犬が集結してて
部屋に戻り、一人で天井を仰ぎました。
夜食は健康に良くないという記事を見て、それでも夜食買いに出ようとしてたのに
"犬"見てやめましたからね僕
メンタル強いわけないんですよね。
②愛嬌
困ったときに人に助けてもらえるような愛嬌は、あるにはあるというか、ありすぎるというか
愛嬌がありすぎると
それ、ただの腐れビッチなので
笑顔や言葉が安い
なかなか困ってるのに、手が差し伸べられない
ちなみに僕がこの旅で見た中で、手を差し伸べてもらえやすいランキングは
愛嬌のある若い女の子>>>笑顔がキラキラしてる子供達>>怪我人>>>>途上国の貧困層>>>財布失くした人>>>野良犬>僕
いや、愛嬌強すぎるだろと。
そしてまた僕、犬に負けとるやないかと。
それでは、やはり小畑はバックパッカーの才能がないのかと?
残念ながら、そうお考えの方の顔面には正拳突きを放たねばなりません。
そう。小畑には、とんでもないバックパッカーの才能があった。
実は僕
荷物合計8キロなんです。
そう、この小畑という男
"なくてもどうにかしてしまう男"
としてバックパッカーの間では知らない者はいないとまで言われています。
我々、バックパッカーは毎日のように新しい街に移動しては、また次の街への移るという
人類の形をしたヤドカリなので(バックパッカーでご旅行中の皆さん、すいません)
荷物が重いだけでハンディキャップになります。
なので、足枷となる荷物が少ない、あるべきものが無いにも関わらず、生活に不自由しないという柔軟性と言いますか対応能力は
バックパッカーとして、何を差し置いてでも重宝すべき才能ではないかと
こいつ何言ってんだ????
と、最近2万アクセスを達成したボケだらけの当ブログをご覧の2万人のツッコミの方々が一同に声を上げましたが
あるべきものがない中で、限られた食材と調味料でこれらを作るのは、高く評価されるべきである!!!!!
これブログじゃなくて、ただの再就職用のレジュメ及びプレゼン資料じゃねぇか。
と、2万人のツッコミの方々が再び声を荒げたのは、グアテマラまで聞こえています。
RPGは終わらない。
それでは。
パラレルワールドの存在を知っているか?
最近ブログ内での僕がおかしい
人間の脳の記憶をつかさどる箇所を海馬と呼ぶらしいのですが
世界一周中の僕の頭の中
もはや記憶すること多すぎて
僕の海馬、もはや海獣のうごめく大海原化してて
先月のことすら思い出すのも一苦労
1週間後には南米のペルーに行くというのに
ブログの中の僕がまだメキシコにいる
よく思い出せない部分がある中、ブログを現実に追いつかせるために、なんとか記憶を辿り記事を筆を走らせようとすると
ブログ内の僕が、妙に高尚な発言してて美化されてて、もう完全にパラレルワールドの住人化してるので、むしろ現実の僕がブログの僕に追いつけよという感じなので
忘れたことを良いことに美化して描写された僕が一人歩きして勝手に暴れ出さないうちに、さっさとブログを現実まで追いつかせよう
ブログ内の僕はどこにいる?なに?まだメキシコか?
メキシコといえば
このブログをメキシコ人が見てないことを心から願うが、麻薬とか殺人とかマフィアのイメージしかねぇ。
頼むから何も起こるなよ。何か起きたら美化された僕が、良かれと思って妙なことに首突っ込むかもしれん。起こるなよ。絶対何も起こるなよ。
うん、ただ本当に何も起きないのは演出としてどうなのか。
雑貨可愛くて人がフレンドリーで物価も安い。
世界一周中の人が夢半ばに旅を終える国として有名なメキシコ。
旅人の服を最終的に脱がせたのは、北風ではなく太陽。わい、27歳、幼少期に読んだ童謡の意味を知る。
RPGは終わらない。
それでは。
スペイン語が熱い理由
【前回のあらすじ】
中南米の
この色のついた地域、全部スペイン語圏で
スペ語話せない
↓
宿が探せない
どのバス乗ればええか不明
物の値段もわからない
↓
めちゃ困る
↓
そうか!グーグル翻訳機あるやん!
↓
いちいち時間かかる
↓
気まずい、小心者の僕の悪い癖が出る。
↓
27歳、日本人男性、南米旅行中に死亡。
現地の医師曰く、アプリ翻訳機による意思疎通の際、時間超過が気まずくなった末、過度のストレスが死因の模様
↓
うちの家族がGoogleを起訴
↓
Googleは我々が思うよりもずっと巨大な組織であった。敗訴。
↓
末裔まで語り継がれ、一族史上最も滑稽な男とその一家とされる
この未来を変えるため、小畑家の家紋を背負った男の挑戦が今始まろうとしていた。
スペイン語を勉強し始めて2週間
スペイン語を勉強したいor僕と共通の話題がほしいという女生達に向けて是非共有したいのが
【スペイン語圏の人は話を聞いてくれる】
一説では、英語に比べて文法が簡単、発音が日本語に近いなど言われてますが、僕自身がスペイン語をまだよく知らないのでスペイン語自体に関しては、まだなんとも言えませんが
中南米の人はこっちの意思を汲み取ろうとして努力してくれる人が英語圏に比べて多い。
これは実際、英語圏に3年ちょっと住んでた僕が中南米に来て最も強く印象に受けた部分の1つです。
よく色んな英会話の教材や、留学体験記にあるように多言語を学ぶ1番の近道は、人と会話することです
僕は語学はスポーツと同じと思っていて
その理由は、どちらも同じことを徹底的に反復練習する必要があるからです
(特に勉強し始めの方は)語学は頭でなく、口と耳で覚えるというイメージで良いです
シチュエーションごとに、どのフレーズを使うか反射的に練習できる対話(形式のトレーニング)は僕も色々試しましたが結局、1番効果的です
ただ英語圏の人は残念ながら"なんだ、こいつ全然英語話せねぇじゃねぇか、もうええわ!"となる人が多い(気がする)
ホームステイや学校の先生を除き、あまり対話に付き合ってくれる人は少ないです(僕はカナダ留学時、最寄りのコンビニ店員に当社英語話せない烙印を押された末、帰国まで口聞いてもらえなかったことを今でも根にもってます)
"おおおお?今なんてった?もっぺん言ってみ"
と、こちらを理解しようとする姿勢を見せてくれる人が多いです。
主観ですが、現地の言葉を話せない人間に対する対応は雲泥の差がある気がします。
これは前述した対話=最強の語学トレーニング
を前提とするなら、何を差し置いてでも優先したい環境です
"じゃあお前がスペイン語話せるやうになって生きた証拠になってみろよ"
おっしゃる通りです!ありがとうございます!宿題してきます!
RPPは終わらない
それでは
今、君が戦わなければならない理由
今、旅を一時中断しグアテマラ中米の国グアテマラでスペイン語留学をしている。
何がどうなってそんな事態になっているかを語るその前に、どうしてもこの話をしなければならない。
僕の大学時代の話だ。
僕は以前、外語大の学生だった。外語大というのは専攻の英語に加え、もう1ヶ国語専攻せねばならなかった。
入学式、この小畑の隣に座っていた岡田という男がいた(僕は4年の大学生活の中で、彼を大学内で最も面白かった学生十傑として高く評価している)
岡田が面白いから、とりあえず岡田と同じ授業を取っておけば、俺の大学生活は面白いはず。全てうまく行くはず。
という超論理的思考で、スペイン語を2年間の必修第二言語に選択した。
しかし、大きな誤算があった。
岡田は授業中かなり真面目だった。
授業中はまるで面白味に欠ける人間であった手の施しようのない優良学生であった。
岡田のギャグを観る以外のモチベーションでスペイン語を選択していなかったため、聞き慣れない単語や小難しい文法の説明は、当時の僕には耐えられないものであった為
入学して1ヶ月半、結論から言うと僕はスペイン語の授業を切った。
スペイン語を習得することが目的でなく、卒業のための語学の単位取得が目的だったので
頭を柔らかくして考えてみた。
これは僕が伸ばすべき能力はスペイン語じゃなくコミュ力ではないか?
コミュ力を伸ばし、学友が増えれば、もはや自ら替え玉を名乗り出てくれる聖人だって出てくるのではないか?
かくして要所要所において、待ちうる全ての人脈という人脈を巧みに使いこなし、スペイン語の出席、課題、試験等において一度も自分の手を汚すことなく単位を積み重ねていった(今このブログをうちの出身大学の職員達が見てないことを心から祈る。)
僕の過去のあやまちを、若かりし頃のヤンチャや武勇伝のように聞かせるためにこれを書いているわけではない。
今日皆さんに伝えたいことがある。聞いてほしい。
スペイン語ではなく、英語であるが徹底的に語学を勉強してきた僕だからこその意見だ。
語学は全ての学問の中で最も、努力が裏切られない科目です。
語学は能力。能力は絶対です。君を決して裏切らない。
一方で、コミュ力はどうか?これほど実態がなく不透明な一方で、時折超能力的な効果を発揮するアビリティは他にない。君にはこの能力はまだ早い。きっと君を裏切りまくる。
一例ではあるが、前述した通りコミュ力に頼ってスペイン語の単位を取りに行った結果、2年コースのはずが最終的に4年かかるという黒すぎる経歴を打ち立てた。
外大スペイン語必修生の歴史上、僕こそが最もスペイン語と向き合わなかった男として、来年度大学には僕のモニュメントが建設予定だ。
そして無事卒業して4年が経ち今に至る
僕は今世界一周している
世界一周において1番大事な物は何か
情報量である。目まぐるしく変わっていく治安情勢、各国各地でのコスパの良い宿や飯屋のロケーション、営業時間
そのためには外国の言葉がわかるようになるが必須だった。
そして現在中南米のスペイン語圏に入った僕はめちゃくちゃ困っていた。
英語が全く通じない。(どれくらい通じないかというとトイレ、バスルーム、ウォッシュルーム、どれも通じなくて仕方なく僕は店員にウンコポーズを見せた。そして店員が慌ててトイレットペーパーをその場へ待ってきた。その場ですると思われたのだ。この僕が。27歳で仮にも世界一お行儀が良いと言われている日本人である、この僕が。)
この記念すべき屈辱の瞬間をもって、4年越しにスペイン語を勉強する決意をした。今回は岡田抜きで。自分の意思で。
RPGは終わらない。
それでは。