RPGの主人公になってみた結果(中) 完
ツアーや公共交通機関を利用するより自由度の高いレンタカー、それもキャンピングカーを借りてのアメリカ横断をした僕なんて、そりゃもう濃い記事書けるに決まってるって思うじゃないですか?
ここで、本でこの前読んだ"自由度"に関する実験の話をさせて下さい。
画用紙と色鉛筆を渡して
「今から自由に絵を描いて下さい」
と広いお題を与えたグループより
「今から三色だけ使って絵を描いて下さい」
と縛りをつけたグループの方が、速度、完成度共に高いという結果になるそうです。
つまり足枷と思われる限定や選択肢を設けることが、むしろタスクをこなすブースト機能になるという面白い結果です。
何が言いたいかと言うと
【40日かけて自由にアメリカ横断したら、もはや何書いてええかわからん。むしろもうこの記事でアメリカ編終わりにしよう】
アメリカはすごい。
バックパッカーにはコストやその王道感から、アメリカを毛嫌いする人が後を絶ちませんが
世界で1番、旅のエンターテイメント性があるのは間違いなくアメリカです。
バックパッカーの中では少数派の意見に属するであろうとも、そう豪語する一方で、アメリカ横断の移動中の車内は、とにかく車内では本を読むことに費やしました。
本を読んでると、あっという間に1日が終わった。正確に言うと終わってほしかった。
【もうすぐ30代に差しかかるという男女7人、1つの車内に40日間ぶち込んだら、そりゃもうドラマしか起こらないわけである。僕ほどのコミュ障になると、そんなもん見せつけられたらバキバキの人間不審になるわけである】
アメリカ横断が年末ということもあって、1年の抱負を尋ねられた際
本を1年で50冊読みます!とか
絵本出版します!とか
確かに言いましたよ、僕は
でも本当は
抱負になるかどうかはさておき、そのとき僕はこう思いました。
【全てのキンタマに災いあれ!!!!!】
何はともあれ
当ブログRPGの主人公になってみた結果では
アジア、中東を上巻
これにて中巻を完結とします。
同時に、次回からRPGの主人公になってみた結果(下巻)が幕開けとなります。
旅立つ1週間前、当ブログの立ち上げまで話は戻りますが
このブログの製作にあたって、僕は2つのコンセプトを定めました。
1つ目は"誰でも楽しく読める文にすること"
できれば読者がクスクスと、なんならゲラゲラと笑いながら読める文をと、その場の思いつきに見えるユーモアにしても時間をかけて丹念に選んでいます。
ブログを書き上げて数時間はいつも、もう全身から全てのユーモアを絞り出しブログに抽出しているので、もう別人のように面白味のない人間に成り下がっています。それくらい丹念にユーモアの選定作業しています。
ちなみにネット上でスベることに関しては筆者ではなく媒体に責任があると個人的に考えているので笑えるかどうかはアレですよ
2つ目は"絶対にバックパッカーにありがたられるような有益な情報を載せたガイドブックにしないということ。
自文そのもののクオリティと写真だけで勝負したかったから
そしてライターとして自分の文章に魅力があるのかを見たかったからです。
この7ヶ月の閲覧数の推移や、読者の皆様からのコメントを見て熟慮した末
あ、俺いけるやんと思ったので
このスタイルで僕は最後までいきます。
応援及びコメント、心より歓迎します。
応援及びコメント多い
↓
僕のモチベが上がる
↓
更新頻度上がる
↓
ブログ有名になる
↓
僕のブログを無名時代から読んでたと古参顔できる
どや、もうこれワイと一緒にやるしかないやろ?(肩に手をポンと置きながら
RPGの主人公になってみた結果(中)
完