なんでフロリダディズニーに絶叫乗れない僕が
事の発端は、アメリカ横断のスタート地点カリフォルニア州にて行われたルート選定会議での1人のメンバーの発言である。
「フロリダディズニーいこうぜ」
早くこいつをなんとかしなければと、そのメンバーの荷物に火を放とうとしていると、なんと僕以外の6人のメンバー全員が賛同した。揃いも揃って阿保だった。
この小畑、世界一周している豪傑といえど、苦手なものはある。
母親と絶叫マシンである。
ディズニーランド。表向きにはテーマパークであるが、この小畑の目は誤魔化せない。
勘の良い読者なら気付いているだろう。それでも誰も言わないなら、この小畑が言ってやろう。
あれは、大量殺戮兵器の倉庫だ。
そう叫びたかったが、あえて声を荒げることなく紳士的に耐えた。
なぜなら、この知将小畑の計算によれば、キャンピングカーは運転は難航を極め、アメリカ中南部のヒューストンあたりで事故によって爆発する目測が立っていた。
よって、南西部に位置するフロリダ州オーランドに位置するディズニーにたどり着かない。
落ち着け。まだ腰を上げるには早い。と自分に言い聞かせた。
しかし、流石は僕が背中を預けることとなったドライバー陣営だった。
結論から言うと、自損事故により、屋根の一部が吹き飛び、雨天時には車内には第二のシャワーが搭載されるという設計者のコンセプトを無視した景観のままアメリカ横断完走となった
重たい腰を上げざるをえなかった。
いくらこの小畑が、中東の火薬庫と呼ばれる国々を無傷で走破した地下格闘技チャンプと言えども、オーランドの火薬庫が相手となると分が悪い。
ディズニーランド事件である。
7人全員で行けば一生の思い出だね。と豪語するメンバーたちに、んなもん一生のトラウマになるわと断固拒否するスタンスを示した。
しかし、あるメンバーがこう僕に言い放った。
「ゆうき君、クリエイターを目指すなら、世界一のクリエイターが創った世界一のテーマパークを見ない手はないのではないか?」
キャンピングカー内での悪政に一矢報いようと、デモの横断幕を作っていたが、その口説き文句を耳にした次の瞬間には、横断幕をビリビリに引き裂きキャンプ場内の焚火に投げ入れた。
よし!!!!ディズニー行くぞお前ら!!!!!
こうして大量殺戮兵器の倉庫へ乗り込むこととなった。
世界最大規模を誇るフロリダディズニーは4つのパークに分かれていた。
東京ディズニーのモデル Magic Kingdom
近未来と世界の文化 Epcot
映画やアニメーションの世界 Hollywood Studio
ディズニー版サファリパーク Animal Kingdom
当初クリエイター的な視点で、作家的な視点で研究目的で訪れたわけで絶叫マシンには乗らなかった、むしろチャンスがあればマシンのネジ1、2本抜いたろくらいのスタンスで1日ディズニーで過ごしたが
感想は、お前らこんな楽しいところに、よくも僕を置いて行こうとしやがったな。である。
食わず嫌いでなく、事実として絶叫マシンが苦手という僕が今回ディズニーを楽しめた。
何が言いたいかというと
苦手なものでも、視点を変えて、意識を変えて物事に臨めば、体感は変わるということです。
前述しましたが、今クリエイターを目指しているというか絵本をつくっています。
数か月以内に公開できればええなと現在シーンの選定したりラフ画描いたりしながら旅してます。
完成の暁にはブログで公開します。楽しみにしていてください。
RPGは終わらない
それでは