てめぇもか、iPhone

人生山あり谷ありと過去の偉人は皆口にする。

そんな山ガールを口説くための分かりにくい文句じゃなくて、人生、平和な時じゃ想像つかんほどヤバいことは立て続けに起きる。と噛み砕いていって欲しい

ここ最近、我がオバタ家に先祖代々から受け付かれたポンコツの血が火を吹き、血の滾るようなトラベルするために日本を出たのか、血の気引くようなトラブル起こすために日本を出たのか、また一つ、この世界に異変が起きているのに僕は気付いた。

最近何かおかしいなと懸念していたことを昨日の朝に確信した。

iPhoneのアラームが鳴らない。

というか作動すらしない。

ネットで調べ上げて、あらゆる処置をほどこしたがどうしてもアラームが鳴らない。

よく喋る男はモテないと大学二年生の時に先輩に飲み会で語られ、それ以降しばらく寡黙を演じてた僕並に慎ましく静かである。

翌日はサハラ砂漠ツアーを控えた僕。自由とロックを愛する僕はツアー嫌いではあったが、砂漠に一人で行ったら死ぬという、ぐうの音も出ぬ正論セールストークを受けてツアー参加を表明。

集合時間は朝7時。アラームを装備した全然起きれるが、アラームなしだと話は別である。

ここ最近のトラブル続きによる俺の周りだけ横殴りの血の雨による洪水、土砂災害、精神の崩壊、身体の衰弱。

傾向から見て、これ絶対明日もやらかすやつやと流石の阿呆の僕も勘ぐる。

対策を練りに練った結果、夜の8時に就寝して、アラームなしでの起床を試みる。練りに練った割に、数回混ぜたくらいの簡易で軽率なアイデアだが、最も効果的だと踏んだ。

午後8時

就寝

午前2時

起床

まぁそりゃそうなるか(遠い目

そこから二度寝しとら、確実に死ぬという遭難中の山小屋ばりの重たい空気の中、隣のベッドの奴のいびき声をバックミュージックに無事に朝を迎え、今ツアーバスに揺られてサハラ砂漠を目指しています。

次回、我々ど●ぶつ奇想天外!世代の聖地サハラ砂漠編、乞うご期待。