RPGの主人公になってみた結果

世界一周6月18日スタート

これが現実だこれがリアルだ!!イスタンブール編

私のいま滞在しているトルコの物価は2018年9月現在、歴史的大暴落していて、暴落前の半額くらいの予算で旅ができるので、多くのバックパッカー達が歓喜の声を上げトルコに上陸しており、私も久しぶりの肉を頬張れることに感涙する一人でした。

しかし装飾品や絨毯がステキでお酒や食べ物が美味しいトルコでは、いつのまにか高額な絨毯を買わされている詐欺や、ぼったくりバー睡眠薬強盗などが多発しているらしく

トルコを旅してて道端で話しかけてくる奴なんて胡散臭いオッサンか、阿呆、もしくは胡散臭い阿呆のオッサンのどれかなわけで

そんな外道共に囲まれて生活してたら自然と肩に力が入りすぎて気が滅入ってしまうもので、再び体調を崩し熱を出してしまいました。

お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、僕は体調すぐ壊すポンコツで、バックパッカーなんてよくしてるなと自分でも思います。

かといって旅先で降りかかった自発トラブルの数を見ていただければ、僕は決して慎重な頭脳派でもないことがわかります。

じゃあ僕のバックパッカーとしての強みとは何か?と言いますと

方向感覚、道を覚えることは人より優れているのではないかと自負しています。

おそらく幼少期の頃、僕の方向感覚は研ぎ澄まされたものだと考えています。

幼少期の頃に京都で母親と2人暮らしをしていた僕は、京都といっても辺ぴな田舎に住んでいて

車も持っていない母親は週に一度。金曜の夕方に僕を連れて買い物に行っていました。

しかし僕の母親は、同じ大人として叱ってやりたくなるほどの方向音痴でいつも道に迷いまくった挙句、買い物から帰宅する頃には

僕が当時生き甲斐のごとく楽しみしていた毎週金曜夜7時放送ドラ●もんの放送開始時刻にいつも間に合わず、クレヨンし●ちゃんから見る羽目になったり、酷い時には既にM●テが始まっていたりしていました。

幼きながら僕はこう思ったのを今でも覚えています。

"人に任せていたら、いつまでも上に行けねぇ!ド●えもんなんて見れやしねぇ!"

そこから僕は自分で道を覚え、小さい町ながらも地形を把握するようになり、母親との買い物からの帰りを誘導するようになりました。あれぞ才能が開花した瞬間だったのでないかと今では思います。

こんな能力何に使うねん!それよりセンター国語の点数が伸びないからどうにかしてくれよドラえ●ん!と大学受験くらいの時はめっちゃ思ってましたが、まさかバックパッカーすることになるとは。もう26歳になるが、未だに人生はわからん。

話がとても逸れましたが

またしばらく肉は口にできそうになくなり、綺麗な花は短命いうことが言いたかったです。

イスタンブールは東半分はアジア、西半分はヨーロッパといったアジア西洋間の境であります。つまり、ここから西に行けばヨーロッパ。旅に出て2ヶ月半。アジアを超えアフリカに少し侵入した後に中東アラブ諸国を抜けて、ついにヨーロッパに足を踏み入れました。













早くしないとヨーロッパが冬になってしまうので、そろそろ次の行き先を決めようと熟考を続けていますが、未だにルートが決まる気配すらなく頭を抱えています。

勿論行きたいヨーロッパの国は沢山あるのですが

物価の比較的高い中東を旅したとき

お金の余裕とは心の余裕とよく言ったのもので、すごく惨めな気持ちになる場面が多かったので、物価の高いヨーロッパは厳選して周りたいのです。僕がパリとかフィレンツェカップ麺ずるずる食ってたら面白すぎるでしょう。皆さんご理解頂いたようで大変恐縮です。

僕が今まで旅した中ではインドやエジプトが圧倒的に物価が安かったのですが、あの2カ国を旅する異様な楽しさは物価の安さも1つの要因ではあるかなと考えています。

旅人=自由=怠惰で適当

と連想される風潮がありますが

リサーチ&アンサーが大鉄則であるこの超高度情報化社会において、風の吹く方へ雲が流れる方へ旅するなど不毛極まりない愚行であり、収益もない我々旅人は経済力を補うため、日夜情報収集に明け暮れる意外とリアリスティックな生き物とも言えます。自由を得るために剣とパソコンは違えども、武器を手に取り闘うことはいつの時代も同じなのです。

(これ、アカデミックな内容に見せかけて"行く前に調べてから方が良いよ"っていう当たり前のこと言ってるだけじゃ...)と気付いた方。なるほど。これだから勘の良い読者は困ります。

この前旅で会った年下の男の子に「ゆうきさんは調べ無さすぎ!テキトーに旅しすぎ!(怒)」とお怒られたので、もう少しこれからは真面目に旅できればなと思います。

それでは。

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