お悔やみ申し上げます。
売れないアイドルが最後の手段としてグラビア業界に手を出すように、私は前回ブログで自らの裸体をアップしました。なぜ自分があんなことをしたのか自分でもわからない。あれではただの変態売名糞野郎ではないか。
それでも、今日も僕の旅は快調である。
旅に出て今日で2ヶ月と11日。トルコにやって来ました。
中東の火薬庫イスラエルの空港のセキュリティは世界一厳しいとも言われており、何重もの厳しい荷物検査、数十分にも及ぶ尋問。
なぜこの国に来たのか、なぜひとり旅をしているのか、小学校の時好きだった女の子の名前は何か、隠すことなく全て吐かされました。
あの子は今日も元気でしょうか。僕は元気です。でも昨日、財布を無くしました。日本円にして3万円とクレジットカード無くしました。お久しぶりでこんなハイレベルなこと要求して良いものかと思いますが叱って下さい。
なぜひとり旅をしているのか、なんてベタベタの質問
飲み会終盤の中だるみに一発ギャグ振られるより、よっぽど困ってしまうわけで
別にどうしても肉眼で見なければ死んでしまう景色があるわけでも
日本から逃げ出したかった闇の深い理由があるわけでも
世界のどこかに囚われたお姫様を助けに行く最中でもなく
特に予定も行き先も決まってなく
とりあえずトルコまで来たけど、これから西のギリシャ方面を目指そうか、イラン方面を目指そうか、それとも飛行機でどこか遠くまで飛んでしまおうか。
自由にいこうぜ!なんてロック歌手みたいな台詞おおっぴらに言えるメンタルも持ち合わせてない僕ですが
財布ひとつ無くしたくらいでは折れないくらいのメンタルは備えています。違います。これは涙ではありません。トルコアイスです。
ところで歴史に名を残すロックンローラーは皆27歳で死ぬというジンクスがあります
あと2ヶ月で27歳になる私ですが
全くもって死にそうな気配もなく、今日も1日3回はお腹は減るし、夜はだいたい眠たくなるくらい健康です。
なんだよ、俺は歴史に名を残せるようなロックンローラーじゃないのかよ...
でもいいんです。
生きてると、旅してると、時々死にたくなるような糞ったれが起きて尻尾巻いて逃げたくなるけど
メンタルの弱い僕には
逃げる勇気も、巻ける尻尾もない。
僕は生きて明日も自由に旅する。それこそが俺のロック。旅する理由なんです。違いますこれは涙ではありません。ケバブです。
一同、僕の財布に向かって敬礼!
それでは。