熱出たので、ブログを書いて正気と英気を養う策
ここまで約5週間で4カ国13都市周遊という長期バックパッカーにしてはかなりハイペースで旅してきて
特にここ10日ほどは2日に1日は寝台列車か夜行バスで寝る
節約のために日本円にして一食100円以上の食べ物は口にするべからず
というホームレスとタイマン張れるくらい不衛生な生活を送ってきたツケが回ってきたみたいで昨晩から熱を出してしまい、本日はゲストハウスでベッドとトイレを無限大往復していました。
僕の悪い癖なのですが、体調が悪い時に限って眠りにつけません
そして寝れない!と思うと余計に眠れません
そういえば大学の時に、眠らないでも平気なことが特技で、その竹槍一本で就活に臨もうとしているのでは?と疑うほど寝てないアピールしてくる友人に絡まれた際
なに?寝てない?ほう!そういえば貴様この前彼女ができたらしいな!つまり...このど淫乱野郎が!裁判長、私からは以上です。
と罵っていた僕ですが、この場を借りて旧友の彼にお詫びを申し上げたいと思います。
等と、よからぬことを思い出すと立て続けにさらによからぬことを思い出す負の連鎖に入ります
あれは数日前のこと
インドには凄い数の物乞いがいます
結構な頻度で5.6人に囲まれてお金をせがまれます
この人に1ドルをあげたら、今日はこの人は幸せにご飯を食べれるけど、明日はまた違う旅行客に物乞いをしなければならないから、この1ドルは結局この人達を救わないだとか
やらない善より、やる偽善だとか
物乞いにお金を差し上げるかどうかなんて正解の無い不毛な論争で、人それぞれ異なる見解があるのでしょうが
今の僕は個人的に物乞いに何かをあげれるような偉そうなことはできません。
旅路でお会いした世界一周中の旅人に聞いたところ僕の予算は若干平均より厳しいらしく。
改めて世界一周なんて大それたことに挑戦しているなと。我ながらとても褒めれたもんじゃないなと。てか、ぶっちゃけ無理じゃね?
しかし、一度口にしたことは何としても成し遂げねば漢ではありません。
自分のケツも拭けないかもしれない私が、他所様のお尻を拭かせて頂くなんて逆に失礼に値する。
まぁもう何人か集まって、全員四つん這いになった状態で円状に並び、自分の右隣の人のお尻を拭いて行くというシステムを採用するなら話は別ですが、そんなわけにはいきません(意味不明)
というわけでゴメンなさい。僕にはその資格はありませんと自分のできる限界まで優しい顔をして断ると
F●CK YOU!
!?!?!?!?!?!?!?
FU●K YOU♪●UCK YOU♪FUC● YOU♪
インドへようこそと地元の方々による歓迎の音頭が始まりました。
前言撤回。ケチ臭いこと言わないで全員面倒見てやろうじゃないか。私が全身全霊相手してやろうと、とても猟奇的な遊びが始まりそうでしたが
はっ...私は何をしようとしたるんだと、その場を逃げるように後に
なんてことがあったな〜とか思い出してました
早く眠りにつかなければ!
しかし脳内お花畑とまではいかなくとも、僕の脳内にも観葉植物くらいは飾ってあります。そう、こんな僕でも物思いにふけっちゃう一面も少しばかりあるんです
よりによって今、ついにインドで出会った色んな人の回想まで始めちゃいます
僕の日本人的な感性から判断するに、インド人の方々をポップに形容するなら
こうゆう感じです
客引きのしつこさ☆☆☆☆☆
無礼な態度☆☆☆☆☆
列の順番抜かしてくる☆☆☆☆☆
しかし、そんな彼らにとても感心したこともありました。
いわゆる日本語ペラペラのインド人がいるのです。
僕はカナダにもオーストラリアにも数年に渡り住んでいたことがありましたが、今まで見たどの日本語を勉強している外国の方より、一部のインド人が日本語堪能です。
理由は簡単。
日本人観光客をカモにするためです。
日本語が話せるからという安心感から詐欺にあったり、人気のないところに軟禁されてお金を巻き上げたり乱暴される人がインドは滅茶苦茶多いです。特にカースト制度の慣習まだ少し残っているため女性の身分は低いのが現状です。もう夏休みなので学生でインド来られる予定のある方は十分に気をつけて下さい。
とても褒められたものではない動機ではありますが
ただこんな一見劣悪な学習環境しか整っていない国で、特に世界的に習得が難しいとされてる日本語をここまで堪能に話せる人が多いなんて、同じ言語学習者として思わず興味が湧いてしまう。
インドの平均月収は日本円にして2万5千円程度
日当1000円以下。真面目に働くより、右も左も分からない観光客を騙す方がずっと多い額を稼げるみたいです。
だから例えばマーケティングやエンジニアリングを勉強するより、日本語を勉強する方がより多くの収益に繋がる場合だってあります。
つまり劣悪な環境が彼らの底なしの言語学習のモチベーションを生んでいます。それはもしかしたら僕達も見習うべきことかもしれません。
だからといって、英語を学ぶする上で日本人は環境に甘えてるから駄目と言う辛口のご鞭撻される先生もいますが、そうゆうのは的外れな指摘で
要は闇雲に取り組むより、英語学習においてモチベーションを高く維持することは、最も大事な土台作り作業のひとつってことです。
例えば僕は、いわゆる顔がでかくてチビです。自分のことなので身内限定の出血大サービスで甘めに査定しても決してカッコいいとは言えません。
こんな僕がカッコ良く生きるには、モテモテになるには、英語ペラペラになるしかねぇっていうのをモチベにしていた時期がありました。
なんとなくやってた頃より、ずっと英語が身についた気もしなくもありません。
そんなんでいいんです。
要は自分に火がつけば何でも。
この前書いた英語学習に関する記事の補足としてよろしければ参考にしてみて下さい。
ということを考えてたら全く眠れなかったという精神の葛藤がよく描写されたブログでした。
オバタ先生の次回作にご期待ください。
それでは。