食い逃げ!?アンバンビーチに潜む夏の魔物!
前回の記事に明日のセネガル戦を観に行くと書きましたが
セネガル戦ブログあげた当日だったんですね。
見逃しそうだったところ、ツイッターのタイムラインに日本1-2とか流れてきて
全てを悟った僕は、靭帯損傷して以来の初めての本気ダッシュで近くのテレビのあるバーに押しかけ
その瞬間、本田選手が同点ゴール。
うおおおおおおおおおおおおと一人で唸り
店内のお客さん全員ポカーンって感じでしたが
軽い興奮状態にいたので、そのまま着席。親父!ファンタオレンジ1つ!
そのあと全然日本興味なさそうなベトナム人のおっさん達と観戦しました。
1人だと情報が偏るから、こうゆうことがあるから怖い。
しかし同時に1人旅というやつは気楽であります。
特に僕は旅先では無限に写真撮る病気なので、他人を邪魔する心配のない1人旅は向いてるかもしれません。
ただ1人は気楽で自由度が高い反面、ふとした時に孤独がやってくるわけであります。
僕の今いるホイアンはノスタルジックな雰囲気で、無数のランタンの温かい火に灯された川沿いのロマンチックな古都ということもあり、カップルが多いのも一つの要因でしょうか。
このままでは寂しさのあまりメンヘラになりかねん。
1日どっかで頭を冷やそうと
ホイアンの近くのビーチにやってきました。
アジアンリゾートっぽくて良い雰囲気。朝早く来たのもあって、人も少なくて静か。
Wi-Fiも使えるので、横になってyoutube見てたら、いつのまにか寝落ちしてしまい
目覚めると
?
自分の置かれてる状況を一瞬で悟りました
カップル
カップル
カップル
カップル
なるほど。うまく逃げ込めた気でいたが、最初から、ここに俺を誘い込んで潰すつもりだとは。
いや、しかし確信したことがあります。
僕も女の子とデートがしたい。
こうなったら今晩バーとかに行ってナンパでもしてやろうかとも考えました。
しかし僕は皆さんが思っているよりずっと人見知りなのです。
僕のことをあまり知らない人は、僕のことを人見知りだと言います。
しかし、僕を少し知っている人は、僕のことを実はとても社交的だと言います。
そして、僕のことを本当によく知ってる人は、僕が手の施しようのない糞コミュ障だと知っています。
ナンパとかの類は総じて無理。
もう帰って寝よう。
その前にお腹も空いたし、夜ご飯だけ食っていこうと、ビーチ付近のレストランへ。
相変わらずベトナムはご飯が安い。結構ボリュームある一品食べたけど、お会計6万ドン(300円)
さぁ、日が暮れる前に行こう。
?
自分の置かれてる状況を一瞬で悟りました
財布にお金がほぼ入ってない...
ここ数日はゲストハウスを拠点に町歩きしていたので、強盗に遭ってもダメージが少ないようにカード類は基本部屋に置いて僅な現金を持ち歩いていたのですが、こんな遠出した日に限って、補充し忘れて財布に300円分も入ってない。
200円ちょっと分くらいはあるが、300円には届かない。
東南アジアでは値下げ交渉は日常茶飯事ですが、それは雑貨品や交通機関の話。レストランではメニューにお金が書いているので、さすがに値切るのは難しい。
地下強制労働だけは勘弁してください。鞭打ちの刑だけはやめて下さい。妹だけには手を出さないで下さい。妄想がどんどん膨らんでいく中、恐る恐る事情を店員さんに説明しに行く。
「うーん、お兄さん日本人?わかった。日本人は嘘つきの人も少ないし、信じてあげる!じゃあ割引で、持ってるだけでええよ!」
貴方は神か!!!!?
日本んんんんん!!!!!
ニッポン!!ニッポン!!ニッポン!!
僕の頭の中はW杯勝利後の渋谷のスクランブル交差点状態、拍手と大歓声のニッポンコールが鳴り止まない。
財布の中身あるだけ出して、深々と頭を下げて店を後にしました。
日本も捨てたもんじゃない。どっかで聞いたことのあるアテにならないフレーズもいいですけど
ベトナムもなかなか捨てたもんじゃありません。
行きはバイクタクシーで15分くらいの道でしたが、1ドンもないため海からゲストハウスまでの暗い夜道を1時間かけて歩き帰ってきました。途中で普通に歩道を歩く牛とすれ違いましたが、うん、まぁ...もう疲れたんで何でもいいんじゃないですか。
あれ?これもし誰かと一緒に旅してたらお金貸してもらえたんじゃね?って思いましたが、明日も明後日も僕は僕だけの旅を続けます。だって一人で世界一周ってクレイジーじゃん☆
それでは。