ついにオバタに春が!?恋するダハブ編突入
本日にて旅に出て2ヶ月目。
訪れた国の数は13カ国。
アジアから西回りにスタートして、2ヶ月という短期間でここまで"ガンガンいこうぜ!"と脳筋コンセプトでやって来ました。
内定している就職先及び待たせてる恋人もいない系26歳住所不定無職、自称詩人(僕のような収益のない底辺ブロガーは、もはや自称詩人と差別化不可ため上記の様に総称させて頂きます。皆様の暖かい応援よろしくお願い致します。)
の僕の時間が制限されてるわけなく
にも関わらず、何故短期間でここまでハイピッチで移動していたのかというと
旅先でどうも居心地が良いと心から思える街がなく、ここじゃない、ここでもないと宿り木を次から次へと探し求め続けていました。
タイのバンコク、インドのバラナシなど独特の文化や景観に魅せられた長期滞在者を数多く輩出するバックパッカーの聖地にも滞在してましたが
自分には合わないと、数日と滞在することなく即座に移動を繰り返した結果、既にアフリカ大陸のエジプトまで来てしまいました。
つまり、僕は文句の多い男なのであります。
そんな文句の多い僕が、文句ひとつ言わずに現在なんと1週間滞在しているのがここ、ダハブ
バックパッカー達の間では"恋するダハブ"とも呼ばれています。
【恋(こい)】とは、特定の相手のことを好きだと感じ、 大切に思ったり、一緒にいたいと思う感情(ウィキペディア参照)
僕は文句に次いで妄想も多い男でありまして
恋するダハブと言われるからには
2000年代最高の大ヒット番組とも呼び名の高い、かの恋愛バラエティ"あいのり"のようなステキな出会いがあるのではないか。黒髪の乙女と恋に落ちたらどうしようか。むしろキスして2人で帰国も悪くない。
カイロからダハブに向かうバスの中、我々は中東の玄関口にしてテロ多発地帯であるシナイ半島を通過していました。
少なくとも1時間に1度は検問があり、乗客皆が厳重すぎるセキュリティの意味を憶測して不安そうな顔をする中
僕1人だけは、恋するダハブで巻き起こるであろうラブコメを想い描いて鼻の下伸ばした、まるで緊張感のかけらもない顔をして、さぞ車内を和ませていたことでしょうか。
バックパッカーながら精一杯の清潔感を出そうと爪を切りながらバスに揺られ、深爪したのもダハブに着いて、女の子と酒でも飲むときに笑い話にすりゃええさ。
わずか2ヶ月だけだが、世界を旅して気付いたことがある。
現実はいつも予想を超えてくるのである。
●ダハブのゲストハウスに宿泊初日目
未だに男性の宿泊者にしか会わない。
きっと連日ゲストハウスにて夜遅くまで続くパーティでもあって疲れて女の子は皆寝ているのであろう。僕も明日のパーティには是非参加したい。
●ゲストハウスに宿泊して3日目
仲良くなった宿泊者から、現在宿に泊まっているほとんどは男性であるとを聞く。まぁダハブには少なくとも1週間滞在すると決めている。焦るとろくなことがない。むしろこの時間を有効に使ってダハブを歩き回り、新しく来た女の子にダハブのことを紳士的に教えて差し上げよう。そうしよう。
●ゲストに宿泊して1週間目(今日)
この宿にで数ヶ月働いてるインストラクターさんに、彼が知る限りでは宿にお世話になる大多数は男性であることを聞かされる。今日の海は少しいつもより、しょっぱかった気がした。
Googleで調べたのち、恋するダハブとは、ダハブが良い町すぎてダハブに恋してしまうという意味だと知る。なんちゅう思わせぶりな形容詞つけてくれとるんじゃとiPhoneを壁に投げつけた僕は、少し考えた後にiPhoneを拾い、そのままイスラエルからトルコに飛ぶ飛行機を予約した。
恋するダハブ()を数日以内に去りイスラエルを目指すことを決めました。今日はシャワーも少ししょっぱかった気もした。故障かな。
それでは。