一泊150円!?激安宿の正体とは!?
てめぇは生きてコルカタから出さねぇからな。
前回のあらすじ
宿が一緒だったストーカー被害に遭っていた女の子の付き添いをしたら、インド人ストーカーに目をつけられてしまう。そんな小畑は...??
待ち伏せをされてたのか、宿出たところの道で思いっきり例のストーカーに絡まれていた
おう、昨日はよくやってくれたな(パキポキ
誰がどう見ても悪役の顔、悪役のセリフ
快速飛ばして逃げる
コルカタはフライトも多くインドの東の玄関口の役割をしているだけで見所はあまりない
強いていえばマザーテレサが働いていた教会がある。
マザーテレサといえば、教科書とかにも載っている貧しい人たちを救うために生涯生献身的に働き始めたインドのレジェンドである。
そんな聖人の活躍虚しく、この街は治安が凄く悪い。嘘つきも多い。
悪質なぼったくりが多いことは知っていたのでかなり気をつけていたつもりである。
しかしそれ以上に嘘や演技がうまい。
インドには2週間以上滞在する予定なので、スマホに入れてたら電波を拾うSimカードを探していた。
そんな観光客をカモにして話しかけてくる外道が多いので、誰に話しかけられても無視し続けていた。
しかし情報も集まらず、一向にラチが明かないので、自ら健全そうな青年に話しかけてみる
好感の持てる好青年であった。
他の悪質な押し売りののような乱暴な話し方でなく、落ち着いて僕の話を真摯に聞いてくれた。
よし、わかった。僕が自分の御用達の携帯ショップへ連れて行くよ。
悪い奴ばかりじゃない。ここも捨てたもんじゃないとついて行く。
結果相場の倍の値段でSimカードを売りつけられる。
なんでええええええええええ!!!!!?
もうこの街は沢山だ。僕も次の街へ向かおう。
次の目的地はガンジス川のあるバラナシだが
中間にあるブッダガヤに寄ってみることに。
ブッダガヤは、あの西遊記で三蔵法師や孫悟空が目指した聖域という一節もある仏教の聖地である。
僕も日本から飛行機や電車とか使ってもこんなに時間かかるのに、徒歩でここまで来た三蔵法師ってすごいという小学生でもできるコメントを残して、いざその日の寝台列車でブッダガヤへ向かうを
宿で一緒になったおっちゃんもブッダガヤへ行くということで同行することに。
おっちゃんは元自衛隊員らしく腕が立つ。とても頼りになる。
おっちゃんは何回もブッダガヤに来たことあるらしく、おすすめの宿を教えて貰った。
学校である。
この学校ではお金のない旅人に部屋を貸しているという。わずか100ルピー(約150円)で一泊できる。
決して綺麗ではないが
子供達はとても可愛い
せっかくのありがたい話。ここに泊まらせてもらう。
荷物を起き宿の近くで腹ごしらえをした。
今まで旅して来た国の中では、インドのご飯はかなり美味しい方である。ご飯党の僕だが、ナンというやつは実にカレーに合うことに感激している。
おっちゃんは疲れたので部屋に帰って少し休むというが、僕は少し辺りを散策してみることに。
おっちゃんと別れた瞬間
バイクに乗った二人組が僕に近づいてきた。
日本人?
ねぇどこ行くの?
おい、無視してんじゃねぇよ
オイ、コラァ!!
快速飛ばして逃げる。
臆病者で結構。僕は無駄な血は流さないし、今週はもう人を殺さんでござるよ()
1日1組には絶対に絡まれる。
単純計算でインド横断に最速2週間かかるので、まだあと12組登場する計算だ。
ポケモンの一昨品に登場するジムリーダーより数多い。
ポケモンやったことある人なら、この一文がいかにインド旅が大変かを象徴していると思う。
めげずにチャンピオンリーグ目指していきたいと思う。
それでは。