RPGの主人公になってみた結果

世界一周6月18日スタート

英語を話せるようには?という永遠のテーマに果敢に挑戦する。

前回の破天荒な記事と打って変わって

本日は少しばかり真面目な話。

僕が以前海外で仕事をしていた時の話です。

僕がいた街には沢山の日本人留学生がいました。

留学生の方の多くは語学習得のために遥々いらしてる迷える子羊と同義なので、常に悩んでいます。その内容とは

「どうやって英語を勉強したらよいのか?」

まぁ勿論、あいつはあの子が好きだとか、俺はあの子が好きだとか、君は幸せかい?だとか、君は壺とか興味ないかい?だとか色んなことを話しますが、一番よく出る話題はこれでしょう。

いつもはぐらかしていましたこの質問に対する僕の答え。はぐらかしていたのは、何を隠そう僕が意地悪腹黒腐れ外道だからではなく、理由がありました。

3年半海外に住んだ結果、英語って並ならぬ訓練では習得できない究極の体術だと痛感しました。

僕自身、もうこれ以上できないってくらい自らを追い込んで何年も英語勉強したこともありました。

でも僕の英語は完璧ではありません。

こんなポジティブに足つけて服着せて歩かせてる様な僕でさえ

多分あと何十年やっても、20歳を超えてからやっと本格的に勉強し始めた僕の英語は完璧にはならない気さえしています。

故に、半端者の僕如きが人様に教えを説くなど、言語道断と思い口を慎ませて頂きました。

まぁどちらかと言えば

こんなに頑張ったのに結局ダメで悔しい

って思いを他の人にあまりさせたくなかったんですね。それは僕が英語教師やめた理由とも繋がってかます。おっと、そうゆう深い話はこのブログではご法度だ!!

おそらく留学したことのある人の多く、いや、もはや全員が

英語って思ってたより難しいなと挫折したことあるんじゃないでしょうか。

英語とは、とんだ夢喰いモンスターです。おそろしやおそろしや。近づくまい。

と、全裸で白旗降るのは簡単ですが

それは、ちと面白くない。

たしかに英語をいわゆるレベル99のカンスト値まで持っていくのは不可能に近いですが

レベル5からレベル20とか30まで持っていくのは、実は難しくないとは思っています。

獅子は我が子を谷に蹴落とすと言います。

あまり無責任なことは言いたくなかったのですが、英語を少しでも学びたいとそこまで申されるのなら

僕は獅子にでも鬼でもなりましょう。

べ、別にあたしがタイからマレーシアに向けて18時間のバス移動の末、もうお尻が悲鳴をあげるどころか血まみれになって部屋から動けず暇でやってるかじゃないんだからね///

とは冗談で、少しでも英語勉強してる人、もしくはこれから勉強したい人、世の中の役に立てればなと思い書き始めました。あの、誰かこんな聖人を帰国後雇ってくださる方、もしくは結婚してくれる方いませんか?

売名行為はここまでにして、本題へ行きましょう。

では、最初に

この魔法のセンテンスを目にしたことないでしょうか?

洋画を見続けてたったリスニング聞き取れるようになりました

とか

外国人の友達を作って毎日英語話してたら、英語ペラペラになりました

っていう例です。

鵜呑みににしないでください。

あれは、ごく一部の耳と頭の両方良い天才か

もうすでに英語をかなり知ってる上級者向けです(インプットは十分でアウトプットが不十分)

素人か凡人、もしくは素人で凡人がやると、より英語に苦手意識増えます。

僕も英語が全然わからない時に"きっと見続ければ英語がわかる"と信じて電子辞書片手に何十本も何十時間も映画見ましたが

最初は分からなさすぎて草wwwって領域から数ヶ月後にはわからなすぎて草も生えんかったです。

外国人の友達も英語よくわからないうちから積極的に作りましたが

一体いつ話盛り上がるねんwwwって死にたくなりました。

もちろん効果に個人差はあるのは存じ上げておりますが、少なくともあまりにも効率悪いなと思いました。

映画と対人との会話は、自分のペースじゃなくて、映画のキャラや話してる人の話すペースで見せられるから

理解力がその展開についていける容量良い人じゃない限り学習に向いてない気がします。

では、僕のオススメする方法

というより色々試して、僕が一番効果が高いと実感した方法は

"漫画"を読むことです。

ただし、元々日本の漫画かつ、ストーリーを大体知ってるもので英訳されてるものが本屋で取り扱い沢山あるので、それを使ってください。

じゃあ何で漫画なの?って話をします。

●漫画の利点その1

映画と違って、完全に自分のペースで読み進められるので自己学習に向いてます。

映画だといちいち停止して巻き戻しして、あ!巻き戻し過ぎた!って結構ストレスだしタイムロスですよね。

集中してないと、ただ垂れ流してしまう恐れもありますしね。

●漫画の利点その2

さっきと矛盾した内容ですが

あれ?英語って実は簡単じゃね?

ってなります。

何が言いたいかと言うと

漫画に出てくる単語って

結構見たことある単語多いんです。

漫画って子供から大人まで楽しめるものですが、多くの漫画の標準は子供に設定されてきます。

ほとんどが中学校で習う単語なんじゃないでしょうか。

つまり、結構難しい話でも

簡単な英単語を組み合わせると表現できるんです。

例えば

getって誰でも知ってる単語

ポケモンゲットだぜー!
中等教育受けてないサトシでも知ってる。

getを知らないという方。本日はお疲れ様でした。

このgetという単語は50通りくらいの意味になります。

get up「起きる」
get to 「行く」
get over「乗り切る」
get lost 「迷子になる」
get used to「慣れる」

という風に簡単な単語を組み合わせると

色んな意味を表現できるんです。

getだけじゃなくてどの単語でもです。

組み合わせ次第では無限です。

今日一番言いたいことはこれで

英語うまい人ってどんな人かというと、難単語や高度な文法を使いこなして流暢に英語力を鼓舞できる人でなく

「伝えたいことを簡単に短く言える人」だと僕は考えてます。

なので簡単な英単語で構成されてる漫画英語は、僕らのような英語を第二言語として使う人にとって理想型と言えます。

じゃあ簡単で短く言うのが理想なのに、何でこの記事はこんなに長々と書いてるの?と疑問でしょうが、まぁいいじゃないですか。はりきってるんですよきっと笑笑

●漫画の利点その3

読んだことある話だと

大まかなストーリーを理解しているので、セリフの意味をある程度記憶していたり、予測可能な場合が多いです。

だから、たとえわからない単語に出くわしても辞書を使う頻度が極端に低いです。つまり時間があまりかからないので勉強嫌いとか集中力ない人でも、他の方法と比較すれば楽にやれます。

あと英語って日本語でぴったり合う翻訳ってないんですね。だからなんとなくストーリーを知っていて、ふんふんって読み進められる方が完璧な和訳を求めず、この単語はこうゆう働き方するのか。とか英語そのものとして読むことができると思います。

●漫画の利点その4

これは映画と同様、対人のセリフはそのまま日常会話で使えるものが多いです。

ただ引用した場面によって、あまりに深刻に聞こえたり、古めかしい表現だったりするものもあるのでどうかご武運を。

思いついたこと、ばーっと書きましたが以上が僕が漫画こそ英語学習の大正義だと考える根拠です。

あとは根性ゲーです。沢山読んでください。

アウトプットも大事だと言いますが、あれはインプットがある人の話です。アウトプットだけに頼って英語学習すると限界が来るので、漫画で良いのでインプットは続けてください。

その後か、同時並行でアウトプットすれば良いです。メインはあくまでインプットです。ああ、プットプットうるせぇな!!!

ひとつ言えるのは、留学は魔法じゃありません。

努力は裏切らないと、どっかのたまたま成功した奴は言いますが

間違った方法で努力してたら、努力は裏切りまくります。

ここまで僕の長い話を読んでくださってありがとうございます。なんか珍しく厳しめの意見を述べましたし、散々英語難しいって書きましたが

普通の日本人で努力せず英語ペラペラ話せる人は見たことありませんが

努力して英語全く話せなかった人も見たことありません。

この記事が少しでも英語に苦手意識が軽減するのに役立ててれば嬉しいです。

それでは。